忍者の歴史
・678年のころ戸隠山で荒行を行った山伏が体得した技が忍者のはじまりだといわれています。
・歴史上確実に存在が確認できるのは南北朝時代(1336~92年)以降で13世紀後半に権力側の支配に抵抗した悪党にあると考えられる。
・忍者の特色としてその秘伝が他にもれることを恐れて、記録・資料というものをほとんど残しませんでした、その正確な姿は忍者にふさわしく霧に包まれています。
・940年代には東信濃の豪族が開祖となり甲賀流・伊賀流が発祥しました。
・1185年戦に敗れ伊賀に逃れ、伊賀流忍術に自分の工夫を加えて戸隠流忍術をあみだしました。
・戦国時代に最も忍者を使ったのは武田信玄です。この他にも徳川家康や真田幸村も多くの忍者を召し抱え諜報
・諜略に任務につかせました。
・江戸時代になると伊賀者・甲賀者は徳川家に召し抱えられ警備や普請場の観察・隠密などの活動を行いました。
・戦国の戦乱も治まり世の中が平穏になってくると忍者は忍術を表さず、薬屋、農民、医者、商人、武士になりました。
・参考文献:清水乕三著―「戸隠の忍者」―戸隠民族館 :山田雄司著―「忍者の歴史」―角川選書