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忍術

・忍術は諜報・諜略という本来の任務のほかに武力で敵に対する時は攻撃を目的としました。
しかし基本は身を守り、家族を守り、主君を守る という守備の武術です。
このことから敵に会っても先に攻撃せず相手の戦力を奪う戦法をとったため独自の武器も多く発明しています。

武器を持たず敵を制する事が真の極意であり、指一本で猛獣でも倒してしまう「骨指術」、「骨法術」や鳥をひとにらみで落としてしまう 「念力」などの忍術を極めた流派があります。
ある流派の忍術の修行には1日120キロ~150キロメートルも歩かないといけないとされ風向きを感じて自然の中で歩く修行や、 高下駄をはいて氷の上を走る、水桶に水をなみなみと入れ天秤棒につけて担いで走る、木立の幹をかけ上がるなどの基本修行があります。

この修行が終わるとさらに難しい術の修行に入っていきます。
さらには、天文・地文・数学・医学・のような知識も必要とされました。 体術と知識があってはじめて熟練した忍者とされていたのです。