雑念

深い集中状態を得ようとすると
心の中に雑念が湧き上がることがあります。

雑念を払い心をクリアな状態に保つには
呼吸や瞑想だけではなく日頃の習慣を見直して
頭の中を整理をしておきましょう。

「使うつもりのない知識」を手放す。

使われない知識は「塵芥(ちりあくた)」となり頭の容量を圧迫し、
思考や集中、心を落ち着けることの大きな妨げになります。

知識を使い役立てることで
その知識は頭の中で整理されクリアな状態になります。
さらに経験を重ねるとより洗練され最適な形になります。

「知識」を使い役立てることで
「知恵」へと生まれ変わる
知恵とは文字通り知識によって利益や恩恵が得られること。

忍者の三禁は「酒欲色」
知識欲に駆られ不要な情報を貪ることを避けましょう。

忍術家 相模（サガミ）

神奈川県在住の忍術家。 幼少より武術を学び、伝統忍術を継承する忍道の師範忍。 カルチャーセンター講師や様々な忍術学習プログラムを企画開発し普及に務める。 相州ノ忍発起人。古武術や密教瞑想、伝統的な忍術を基にした身体調整法などを指導し、自らも滝行、山籠り等様々な修行とその効果を検証する。 忍術指導者として十年以上のキャリアを持ち、その活動は国内に留まらず2014年にはスウェーデンで演武、忍術講習を行うなど近年活躍の場を広げている。 2019年甲賀伴党宗師家川上仁一、三重大学教授山田雄司監修による忍道の師範を拝命。