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忍者と食

歴史研究により伊賀や甲賀忍者の食事は
とても質素なものだったと考えられています。

現代日本において食の問題は飢餓から飽食へと移り変わり
食料が少なかった時代とは違った問題を抱えています。

古代ギリシア西洋医学の父ヒポクラテスは
食べ過ぎにより病気にかかりやすくなることをいち早く見抜き
食と健康についての多くの言葉を残しています。

「足るを知る者は富む」
食は薬であり、多く取り過ぎれば毒にもなります。

忍者は任務で何日も食事を取れない状況を乗り越える為に何を行ったのか。

少食に向けての取り組みはただ食事量を減らすことではなく
忍術の訓練などにより身体と心を整えることで無駄な消耗を抑え
エネルギー効率を上げていくことです。

食べることと食べないことのバランスが取れた時 我々の身体は真の満足感を得ることができます。

忍術家 相模(サガミ)

神奈川県在住の忍術家。 幼少より武術を学び、伝統忍術を継承する忍道の師範忍。 カルチャーセンター講師や様々な忍術学習プログラムを企画開発し普及に務める。 相州ノ忍発起人。古武術や密教瞑想、伝統的な忍術を基にした身体調整法などを指導し、自らも滝行、山籠り等様々な修行とその効果を検証する。 忍術指導者として十年以上のキャリアを持ち、その活動は国内に留まらず2014年にはスウェーデンで演武、忍術講習を行うなど近年活躍の場を広げている。 2019年甲賀伴党宗師家川上仁一、三重大学教授山田雄司監修による忍道の師範を拝命。

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