日輪印

この印は自分の心と向き合う時に使う印です。
眉間から光が入ると元気になるという考えがあり、さらに自分の心の場所を探す訓練をする印です。
自分が何かに意識を向けた時はそのものと距離があります。
例えば、目を閉じて自分の指先を感じた時に、自分が感じようとしている体の場所と指先には距離がある感じがすると思います。
その距離的な感覚を近付けていくと心の場所が認識できるようになっていきます。
光が入る眉間は心の場所ではなく、光の先に心の場所があります。
指先に意識を向けた時、この段階では心と指先には距離感があります。
指先だけを感じようとすると心が取り残され放置されています。この時の状態は何かに気を取られてしまっている状態です。
そのことをまず認識し、自分の心がどこにあるのかを分かっていく訓練の時に組む印です。
逆を言えば心が奪われている状態が認識できるようになってきますのでダイエットで自分を自制できるようになったり、仕事中にスマホが気になり他の事をしてしまったり、気が散っていることに気づいて修正していく事が出来るようになります。
心が奪われていることが自覚できるようになり、自分が決めた目標に心が向けられているか確認できるようになります。
心を捉えて向き合う第1段階の印です。